ANAスーパーフライヤーズカード獲得に向けて（SFC修行）
陸マイラー活動をより充実したものにするために切っても切り離せないスーパーフライヤーズカード。皆さんも、おそらくSFCとかSFC修行等の言葉を耳にしたことがあると思います。ここでは、SFCの概要と獲得に向けた進め方についてご紹介します。
- スーパーフライヤーズカード（SFC）とは？
- 数多くの人を魅了するSFCの恩恵
- SFC獲得条件
- SFC修行の進め方
- SFC修行に必要な費用
- SFC修行費用の原資はポイントサイトで稼ごう
- おすすめポイントサイト
スーパーフライヤーズカード（SFC）とは？
スーパーフライヤーズカードは、ANAプレミアムメンバーサービスのダイヤモンドメンバーあるいはプラチナメンバーだけが申し込みできるクレジットカードです。
数多くの人を魅了するSFCの恩恵
ANAが頻繁に飛行機を利用するお得意様向けに提供しているプレミアムメンバーサービスは、上から順にダイヤモンド、プラチナ、ブロンズの３つのステータスがあります。特に、プラチナステータス以上になると、ANAラウンジの利用や国際線特典航空券の優先権など数多くの魅力的なサービスを享受できます。
しかしながら、ステータスは１年毎の更新となっているため、ダイヤモンドやプラチナステータスの維持には毎年数多く飛行機に乗らなければなりません。頻繁にお仕事で出張される方であれば、ステータス維持は現実的に可能です。一方で、年に1、2回程しか飛行機に乗る機会が無い方はかなり高いハードルとなります。
ここで登場するのがSFCです。SFCはプラチナステータス以上の方だけが発行できるクレジットカードですが、一度発行して毎年の年会費（11,070円〜）さえ払い続けていれば、プラチナステータス同等のプレミアムサービスを生涯享受できます。これが多くの方をSFC修行に導く大きな理由です。
SFC獲得条件
SFC獲得に必要なのは、①プラチナステータス以上、②クレカ発行ができるの2点です。②については、事前にANAカードを発行しておけば、プラチナステータスを獲得した際にクレカ審査無しでSFCに切り替えできますのでおススメです。ここでは、特に①の方について説明します。
プラチナステータスの獲得条件は、プレミアムポイント（PP）を50,000ポイント以上獲得する必要があります。 PPは、ANAグループ（ANA・エアージャパン・ANAウイングス）、スター アライアンス加盟航空会社およびスター アライアンス コネクティングパートナー運航便の搭乗分に対して、マイルとは別に積算されるポイントです。毎年1月1日～12月31日に獲得されたPP数に応じて、翌年度のプレミアムメンバーのステータスが決まります。なお、PPは年間（1月～12月）で積算し、翌年に持ち越すことはできません。
最後に、一番強調したいのは「PPは飛行機に乗らないと貯まらない」点です。マイルの場合は、陸マイラーのように飛行機に乗らなくても稼ぐことはできますが、PPは必ず飛行機に乗らなければなりません。さらに、マイル交換で得られる特典航空券ではPPを獲得できませんので、航空券を購入する必要があります。
SFC修行の進め方
50,000PPを獲得するためには、どの程度搭乗する必要があるかが知りたくなってくるかと思います。PP算出方法は、「①区間基本マイレージ×②クラス・運賃倍率×③路線倍率＋④搭乗ポイント」になります。
移動距離が長いほど、区間基本マイレージは大きくなります。ですので、もちろん国際線の方が値は大きくなります。一方で、費用や時間の面で手ごろさが失われますし、後ほど説明する路線倍率の面でも国内線を、特に首都圏在住の方は羽田―沖縄往復を強くおススメします。
②クラス・運賃倍率
座席のクラスが良いほど、また運賃が高い（正規運賃に近い）ほど、クラス・運賃倍率は高くなります。詳細は下記リンク先をご参照ください。
③路線倍率
国内線の場合は2倍、国際線は基本的に1倍ですがアジア・オセアニアは1.5倍となります。その都合もあって、国際線でSFC修行を行う場合はシンガポールやシドニーに弾丸ツアーを組む方もいるようです。とはいえ、なかなか皆が手ごろに取り組めるとは言えませんので、私は地道に国内線でSFC修行を行った方がいろんな意味で良いかと考えます。
④搭乗ポイント
②に連動する形で最大400PPまで付与されます。先ほどの試算例ではANA SUPER VALUEでしたので搭乗ポイントは無しです。
⑤その他（注意事項）
マイルとは異なり、プレミアムステータスやANAカード利用によるPP獲得ボーナスはありません。
上記を踏まえて、国内線の長距離路線である羽田―沖縄を例にPP獲得量を試算すると、早割のANA SUPER VALUE（普通席）で片道1,476PP（往復2,952PP）になります。
なお、下記リンク先で1回の搭乗あたりのマイルやPPの計算が行えますので、是非ご活用ください。
沖縄往復の場合、50,000PP到達には往復17回搭乗する必要があります。これが修行と言われる所以です。フツーはあり得ないですよね。ですが、達成できれば一生続くステータスを獲得できるところに魅力を感じた多くの方が、実際に修行に取り組んでおります。
SFC修行に必要な費用
一番気になる修行費用を整理します。仮に早割のANA SUPER VALUE（普通席）の羽田―沖縄往復の場合、最安値が往復18,000円程度です。往復17回ですと306,000円になります。シーズンによっても変動はありますが、少なくとも30万以上は必要になってくると考えておきましょう。今回の資産ケースではPP単価が6円程度とおそらく優秀な方だと思いますので、それでも厳しい方はまず修行費用の原資を見通し立てに注力しましょう。
SFC修行費用の原資はポイントサイトで稼ごう
PP獲得は航空券を購入して飛行機に乗る必要があります。通常であれば、航空券購入の際にお金が必要となります。そこで、SFC修行費用の原資はポイントサイトで稼ぐことをおすすめします。
更に言うと、ポイントサイトで稼いだポイントを現金化するのではなく、マイル経由でANAスカイコインに交換した方がお得です。ANAスカイコインは1コイン=1円として航空券購入に利用でき、お金で支払った場合と同様に航空券購入という形になりますので搭乗すれば問題なくPPを獲得できます。
ANAスカイコインまでの交換ルートは下図の通りです。私がおすすめするANAゴールドカードであれば、最終的に1ポイントあたり1.2スカイコイン（＝1.2円）となります。したがって、ポイントサイトで稼いだポイントを現金化するよりもお得です。
おすすめポイントサイト
■モッピー
ドットマネーへの交換がリアルタイムなので非常に便利です。また、私が特に取り組んでいる不動産投資案件の数が豊富です。下記バナーより新規登録すると嬉しい特典付きです。
■ちょびリッチ
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